辞書によると、「信用」とは「信じて用いること」であり、「信頼」とは「信じて頼ること」だそうです。どちらにしても信じるのでしょうが、信じる対象がどうやら違うみたいです。
福岡市内で行われた、とある勉強会に参加した時のこと、この違いについてお話しがありました「信用」は過去を信じ、「信頼」は未来を信じる - つまり、「信用」は、過去の実績を見てこの人に頼めばいい結果が出るだろうと信じることであり、「信頼」は、いい結果を出してくれるだろうとその人を無条件に信じることだそうです。
なるほど、結果が出ることを信じるのか、その人を信じるのか の違いなんですね。だから、その結果が思わしくなかったとき、信用して依頼した人は一方的な怒りを覚え、信頼して依頼した人は哀しい気持ちになるのだそうです。信用は一方向、信頼は双方向 だと…。
その人のために、一番いい道筋を全力で模索するためには、私たちとしても、お互いの信頼関係が不可欠だと感じています。
あなたは何を大切にしていますか?どんな気持ちに共感してもらいたいですか?他愛もない話でも、なんでもいいんです。お互いを知ることから、信頼関係は生まれるのでしょうから。