「家を買おう！」と思い立つ動機のひとつに、「部屋が手狭になったから」というのがあります。確かに、家族が増えれば必要なものの量は増えます。また、こどもが成長する過程に発生したものはだんだんと蓄積していきます。
この「蓄積」が厄介なんですよねぇ。今の生活には必要ないけど捨てられないのでとりあえず取っておく。そうして、部屋が手狭になっていきます。
そこでマイホームを購入！だけど、広い家に引っ越しても同じような生活を続けていると「蓄積」が加速することに。詰め込んだものは日の目を見ることもなく、場所を占領しているだけということになってしまうかも。せっかく買ったマイホームなのに、物を詰め込む器として使うだけなんて、もったいない！と、思いませんか？
家はあくまでも器、その中に家庭があります。家庭円満のためには健康的な住環境が必要です。物に占領された息苦しい空間は悪影響を及ぼしかねません。
「部屋が手狭になった」という動機でマイホームを購入し、「今必要なものだけをすぐ使えるように収納する」という考え方で生活すれば、快適な住環境を維持しつつ家庭円満が継続することでしょう。
マイホームは、買って終わりではないんですね。その先に、どんな生活を思い描くか… 子供の成長、家庭の円熟とともに、家も成熟していくのです。そんな、慈しみを感じる、運命のマイホームに出会えるといいですね！
