最近目にした雑誌の一ページに、ＦＰが講師を務めるマネーセミナーの告知記事がありました。対象は女性、ランチ付きで無料！ すごい！ でも、冷静に考えてみれば、主催する会社の主体は保険の代理店。無料セミナーのその先には商売が見え隠れ…。いずれにしても、お金のことを考えるきっかけにはなってほしいものです。
世の女性は、将来のために賢くお金を貯め殖やすことに関心があるものの、思うように貯蓄ができないと悩んでいる人も多いとか。記事の中にチェックリストがありましたので、ちょっと転記してみますね。
【貯金ができない人って、こんな風じゃないですか！？】
- お財布にいくら入っているのか、把握していない
- コンビニやカフェをよく利用する
- 欲しいと思うとすぐ買ってしまう
- 時間外手数料を払ってお金を引き出すことが平気である
- 無意味にクレジットカードを複数枚持っている
- しかも、クレジットカードの締め日、決済日、決済額を把握していない
- 高額な買い物をするときは、ボーナス払いを使う
- リボ払いにも抵抗がない
- テレビショッピングやネットショッピングが好きで、時間を忘れることがある
- 給料前にお金が残ってたら貯金しようと思っている
- 片付け下手で、部屋や机の中が整理整頓されていない
- 割引やセールが大好きで、必要ないものでもお得を求めて買ってしまう
- 健康維持のため高額なサプリメントは欠かさない
- 自分にご褒美、自己投資という言葉が大好き
如何ですか！？「耳が痛い～」という人もいるかもしれませんね（笑）まさにこれでは貯蓄が進まないでしょう。ちりも積もれば山となる…貯蓄はコツコツが基本です。自分の稼ぎを自分で使うだけならまだしも、家族の生活を維持する責任があるなら、将来のために貯蓄は絶対に必要です。
計画的に貯める必要があるのは何といっても教育費。進学のルートや兄弟のダブり具合にもよりますが、収入を上回る支出を余儀なくされる時期が必ずやってくるのです。すべてを貯蓄で賄えないとしても、日々の生活に影響が出ないように蓄えておくことは重要です。
上記のような生活態度を改めて、自然に貯蓄が増えていくしくみをつくらないといけませんね。まずはお金の流れを整理し、日々の生活において、お財布を開くタイミングを意識的に過ごすことです。流れに任せて衝動買いしたり、外食したり…ちょこちょこ出ていくお金を制すれば、残るお金も増えていくはずです。
入るを量りて出ずるを為す 収入に見合った支出を維持し、将来のために賢く蓄えていきましょう！
