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【福岡発】収納の極意は、取り出しやすくしまうこと

普通に生活していても、物っていつの間にか増えちゃいますよね。自分だけならまだしも、家族の行動に伴って増える物もあるので、把握できないこともしばしばです。

部屋にモノがあふれた状態は宜しくないので、収納することを考えます。最近の家は非常にコンパクト。部屋に1か所でも収納があればいいのですが、まったく収納のない居室もあったりします。家を購入した人の感想として、収納不足が挙げられることはよくあるんですよ。

 

昔の押入れは収納には不向きでした。お布団をしまう前提なので奥行きが深いために、奥の物が取り出しにくい。押し込んでおしまいではないのですから工夫が必要です。収納の極意は取り出しやすくしまうこと。それを怠ると、無造作に詰め込むのが当たり前になってしまい、いざ取り出すときに大きなストレスを抱えることになってしまいます。限られたスペースを有効活用するためには、収納量めいっぱい詰め込んではいけません。まずは量を減らして、それぞれの物に定位置を決めてやるのが一番です。

 

そこで「断捨離」の出番です。と、気負う必要はないのですが、物を処分できないという人が結構多いみたいなんです。

 

何故なんだろう?と考えてみました。まだ使えるから、もったいないから、人からもらったものだから、思い出があるから、結構高かったし、いつか使うかも、誰か使うかも、何かに利用できるかも、などなど。

 

自分にする言い訳のどれもが、過去や未来のことばかりで、今現在どうなのか?という視点でとらえきれてないように思うのです。今の自分がすっきり片付けて快適に暮らしたいと願うなら、それを叶えてあげないと!

 

あ!でも、学校で使うお道具関係は別ですよ。絵具セットや習字道具、裁縫箱など、兄弟間でおさがりできそうなものは、末っ子が使い倒すまでしっかり利用しましょう!(^^)! 私も節約根性で男女兼用できる色柄を意識的に選択してきました。(子どもたちには不評でしたが…。)でも、学童期を過ぎればお役御免ですよね。壊れて使えないわけではありませんが、大きくなった子どもたちには必要ない物…感謝の気持ちで手放せるといいですね。

 

マイホームの部屋数や収納量には限りがありますよね。適量をわきまえて物の侵入を防ぐ意識が大切です。一つ増やすなら一つ減らしてから。経験上、子どもの成長とともに物は増えていきますが、いずれ本人と共に家から巣立っていきますので、最終的に物は減ることになります。ピークを見越して過剰設計すると将来もったいないことになるかも…。

 

如何に必要な物だけに絞って毎日フル活用するか、家族で考えてみるのもいいですね。