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【福岡発】月日は流れて早30年…満期を迎える保険の話

月日の経つのは早いもので…

仕事から家に帰って郵便受けを覗くと、保険会社からの案内が届いていました。毎年やってくる保険加入状況のお知らせだろうと思いつつ、何の気なしに見ていると、個人年金の保険料振替が今年の8月に終了するとのこと。愕然としました。あっという間に30年が経過していたのです。

 

昭和の時代の保険営業

思い起こせば30年前、あの頃は、保険レディと呼ばれる外交員の方が、いろんな会社に当たり前に出入りしていました。新入社員を見つけては生命保険の必要性を説き、時には飴を配り誕生日プレゼントを渡し、学生気分の抜けない新入社員を落としては成績を上げていた時代です。私たちもそんなカモでした。結婚した、子どもが生まれた、というタイミングで保険金額の増額を持ちかけられ、「まぁ保険料も払えないこともないし、必要だっていうならしょうがない。」という感じで応じていたのです。今、冷静に考えると、若いうちに死ぬ確率は低く、社会保障制度もあるわけだし、そんな金額を保険で用意する必要もなかったんだと思えるのですが、その時は社会経験も浅く、保険レディ、というか、おばちゃんの勢いが凄くて、そこから逃れるために契約してしまったような感じでした。

 

この個人年金保険も、結婚間もない私たちに、ものすごい勢いで勧めてくれた商品です。毎月の保険料が16000円、それを30年間ですよ。そのころ20代だった私たちは、何を考えて契約したんだろう??払い続けていけると思ったのかなぁ?

 

山あり谷ありではありましたが、何とか無事に払い終え、約束通り年金として戻ってくるようです。よくぞ30年間持ちこたえたもんです。バブル真っただ中の平成元年の商品ですから予定利率も高水準で、保険会社にしてみれば「逆ザヤ」と言われる厄介な契約です。あの時のおばちゃんはもう引退してると思いますが、お礼を言いたい気分です。もしもの時の保障だけではなく、将来必要となるお金のことも教えてくれたのですから。

 

保険は適材適所に必要な分だけ

貯蓄型の保険商品もありますが、保険はあくまでも保険です。すぐに現金化できるものではありません。将来の為に貯蓄することは大事なことですが、今現在の家計が回らなくなるほど、将来のことを優先すべきではないでしょう。

保険は適材適所に必要な分だけかけるのが基本です。掛け過ぎには十分注意しましょう。