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【福岡発】セカンドライフをどう生きる??親としての役目が終わったら…。

子どもの成長と自分たちの老い

マイホーム購入を思い立つ年代は、だいたい30代から40代くらいでしょうか。家族のカタチが整い、それを包む家が欲しくなる年代です。まだ子供も小さく自分達も元気! 現状がそのまま続くという、漠然とした気持ちの安定感がありますよね。でも実際には、確実に子供たちは大きくなり、自分達は年老いていくという現実が待っています。この変化は決して悪いことではなく、至極当たり前のことなんですけどね。

人生の後半戦は自分を優先してもいい

子供を抱え、住宅ローンの返済をしている以上、とにかく働かないといけない。勤労収入を得ることは、親としての責任です。

一般的には、定年まで勤め上げ、再雇用制度で5年間頑張って、その後は年金生活を送る、という計画の人が多いと思います。ただ「生活の糧を得るために働くのは当たり前だ!」と思い過ぎていると、ある時ふと、「でも、自分の人生このままでいいのかなぁ??」というような、漠然とした不安を覚えることもあるのです。かく言う私たちもそうでした。

子供達が成長し、金銭的にも精神的にも親の援助が必要のない状態になってくると、親たちには、自分の人生を見つめ直す時がやってきます。勤労収入を得る責任から解放されて、自分の好きな時間配分で、気楽な生活ができるようになるんですよね。しかもその期間が結構長い!単純にいうと、40歳から60歳までの20年間と同じだけ、60歳から80歳までの20年間もある、ということです。

ライフプランを更新しながら人生を歩んでいく

目の前の仕事に没頭し、勤労収入を得ることはとても大切なことすが、良くも悪くも、いつまでも同じ状況が続くわけでもない…ということを、時々意識してみてください。

仕事、家族、そしてマイホームは、自分の人生を彩る重要な要素です。特に、長い時間を費やして成果を上げてきた仕事は、その人の生き方そのものと言っても過言ではないでしょう。

いずれ訪れるセカンドライフに、今までの自分をどう活かしていくか…。住宅ローンの返済をコツコツと続けながら、子供が巣立った後の生活もデザインする必要があります。

マイホームを購入するのなら、その先の生活も視野に入れ、ライフプランとキャッシュフローを常に見つめ直すという「心掛け」が、大切なんですよ!(^^)!

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