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【福岡発】お金の話ができる建築士でないと、絵に描いた餅になるかも!?

皆さんは、「建築士」という職業をどのように捉えていますか?著名な建築士の先生方の認知度は高いですが、資格に上下はありません。同じ資格の下、同じ法規を守りながら建築士は仕事をしています。また、二級より一級の方が取り扱える物件の幅が広がるというだけで、能力差を級で表しているわけでもありません。

 

建築士という資格は一種類だけしか存在しませんが、建築という仕事の中にはたくさんの特徴を持った分野があります。すべての分野に精通している建築士はなかなか存在せず、住宅に強い建築士は店舗設計が苦手だったり、木造に詳しい建築士は非木造(鉄骨造や鉄筋コンクリート造)に疎かったり、またその逆もあったりします。

 

内科でも外科でも医師免許が同じというのに似ていますね。でも、足を骨折したのに内科に行っても意味ないのはわかりますが、建築士に仕事を依頼しようと思ったとき、自分が困っていることを解決してくれそうな建築士は一体どこにいるのか?探すのも一苦労だと思います。だって、病院みたいに得意分野の名称が事務所名に入ってませんもんね!

 

私たちは、木造戸建て住宅の耐震補強や間取り変更を伴う大型リフォームが得意な建築士事務所です。建築士事務所は工事を工務店に丸投げする印象があるかもしれませんが、私たちは、請負工事契約を直接お客様と交わし、現場を管理することもできる一級建築士事務所です。ご希望があれば、相談受付の段階から、建物診断、設計提案、工事完了・引渡しまで、一貫してお付き合いさせていただきます。

 

だからこそ、早い段階からお金(予算)の話ができるわけです。いくらぐらいかかるのか、まったく見当もつかないような建築士ははっきり言って役立たず。「絵に描いた餅」が、最終的に食べられるのか食べられないのか、打合せの段階で見通せないと、設計自体が無駄な作業に終わってしまいます。お客様の感情的にも、一度膨らんだ夢や希望を削る作業を強いられることになり、不満を残すことになりかねません。

 

建物の状態を見極めて、お客様が実現したいことや、今このタイミングで必要とされる改修工事をするために、いったいいくらかかるのか、予算あってこその夢の実現です。その点を早い段階から押さえておくと、予算内のこととはいえ納得のいくマイホーム取得が実現するのです。