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【福岡発】声のトーンが一気に落ちるのは何故!?不動産業界あるあるの話

私たちは買主さんを支援するバイヤーズエージェントです。買主さんの予算や希望に見合う物件を検索し、「こんな物件が出てますよ。」と買主さんにお知らせします。

ネット社会の現代においては、物件検索に特化したポータルサイトも充実し、「スーモ」や「アットホーム」を使って消費者個人が自由に物件検索をすることも可能です。でも、次の段階に進む時、ちょっと躊躇するのではないかと思います。不動産会社に接触することを何となく嫌悪する気持ちが少なからずあるのではないでしょうか!?

 

そんな買主さんが私たちのホームページに目を留め、「ふむふむ、ホント、そう思うわ~、ちょっとよその不動産屋と違う感じだな~、話聞いてみようかな。」ということで、事務所に相談にいらっしゃいます。扉を開けて入ってこられたときは、みなさん不安な面持ちです。とりあえず自分でネット検索してみたものの何をどうすればいいのかわからない、と皆さんおっしゃいます。一通り話を伺い、これからの道筋について詳しく説明すると、専門家にサポートしてもらえるという安心感でほっとした表情をされます。帰るころには晴れやかな顔をして事務所を後にされるんですよ。でも、これって、宅地建物取引士という専門家であるなら至極当たり前のことなのです。

 

宅建業法にも、宅地建物取引士の責務についての記述があります。平成27年4月に施行された改正法によって業務の原則が明文化されたのです。「宅地建物取引士が取引の専門家として行う業務に係る一般的な責務規定として、購入者等の利益の保護はもとより、円滑な宅地建物の流通に資するよう、公正かつ誠実に業務を執行するとともに、取引関係者との連携に努めなければならない」としています。素晴らしい方針ですが、法で縛るということは、それができていないということ。当たり前のことなのに、明記しないと行動が伴わない集団だということです。その片鱗は言動の端々で垣間見ることができます。

 

買主さんに内覧予約をお願いされて、売主側の業者に問合せの電話をした時のことです。不動産売買の世界は常に動いているものなので、広告が残っていても既に売れていることもあります。最初に電話に出た声はこの上ないハイトーン。だけどこちらが業者だとわかった途端、一気にトーンが下がり非常にぶっきら棒な受け答えに変化しました。お客様用の声を出すのももったいないという感じ。結局その物件は売却済みということでした。なるほど、不機嫌な理由がわかります。その物件は数社の不動産会社が広告に出していたもので、おそらく他社に先を越されてしまったのです。

 

売る労力は掛けたのに身にならなかったという腹立たしさから、私の質問に対して気分を逆なでされたような気持ちになったのでしょうね。その気持ちをこちらにぶつけるなんて、お門違いもいいとこ! だけど、そんな集団なのです。

もちろん、誠実で紳士的な対応をしてくれる不動産会社や宅地建物取引士もいます。物件にくっついている担当者がどんな人かもわからないのに、問合せを入れるリスクを考えてみて下さい。

 

まずは、自分にとって信頼できる専門家に出会うことが大事だと思いませんか?

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