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【福岡発】悪質商法に注意!冷静に考えて毅然とした対応を

悪質商法の代表格?

「わが家の悪質商法撃退マニュアル」という冊子があります。行政から無料配布された資料で、全ページカラー印刷のしっかりしたものです。電話のそばに吊るしておけるような体裁になっています。

 

以前からそうですが、詐欺まがいの悪質商法は一向に無くなる気配がありません。むしろ、手を変え品を変え、いろんなパターンが次から次へと出てきて、消費者を惑わせるばかりです。口車に乗せられて無用な商品を購入させられたり、補助金が出るからと言われ、今しなくてもいいようなことをしてしまったり、住生活に関する悪徳商法のトラブル相談も多いようです。前出の資料にも、住生活に関する悪徳商法の代表例として、リフォーム工事と浄水器の販売に関するものが掲載されていました。

 

(手口1)無料の住宅耐震点検の結果、すぐ工事が必要と言われ… / リフォーム業者がやってきて、無料で住宅耐震点検をしてくれたが、「このままでは危険、地震で家が倒れる」と不安をあおられ、補強工事を契約させられてしまった。

(手口2)この水は危険だからと言われ、浄水器を買わされた。/ 無料の水質検査をしていると、水道局の職員を名乗る人が来訪した。検査をお願いすると、「この水は危険なので、浄水器が必要」と脅され、高額の浄水器を買わされた。

(手口3)「補助金が出るから」と、家屋の修理を進められた。/ 災害で被害を受けた住宅を訪問。「当社と被害家屋の修理契約をすれば行政から補助金が出る」と言われ工事契約を交わしたが、実際には行政からの補助金などなく、高額な工事費だけを支払わされた。

 

現在の流行りは点検商法やかたり商法と言われる物のようです。住宅を無料で点検し、欠陥を指摘して不安をあおったり、法律の改正や補助金制度などの小難しい話を持ち出して消費者を惑わせ、商品やサービスの契約を迫るというやり方です。悪徳商法の共通点は一つ。どちらも、呼びもしないのにやってくるという点です。彼らは一体、何の目的で無料点検をしているのでしょうか?そこを考えると、その先に目的があるということは容易に想像がつくと思います。

 

リフォーム工事にしても浄水器の購入にしても、即決するようなことではないはず。しかも、相手は初対面でどんな会社かもわからないのですから、一旦クールダウンして検討するのが正解なのです。

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