マイホーム購入を思い立つ時期
マイホーム購入を思い立つタイミングで多いものの一つに「子供が小学校に上がるので」というものがあります。結婚して子供が生まれ、その長子が小学校に上がる頃には家族のカタチも出来上がり、マイホームという安定した器に家族で仲良く納まりたくなるのかもしれませんね。
教育費だけじゃない これからの支出
子供の数が確定すると、必要な教育費も具体的になってきます。もちろん、進学する学校や専攻する学部など、進む道によって費用の掛かり具合は違いますが、いつどのくらいの金額が必要かを想定し、それまでの年数をかけてじっくり準備することができます。
親の責任として教育資金を準備するのは当然ですが、人生はそれだけではありません。自分好みのマイホームが欲しい、将来は独立したい、年に一回は海外旅行に行きたい、いずれは外車に乗りたい、別荘も欲しい などなど、将来に向けての夢を思い描くことは楽しいものです。
また、いずれ購入するマイホームを将来にわたって維持管理していく費用も必要です。補修やメンテナンス、リフォームなど、何かしら手を入れなければならない時期が必ずやってきます。車の買い替え時期も気になります。子供の成長に伴って、教育費以外の食費や被服費なども増加しそうな予感。あれやこれやかかる費用を考えだすときりがないですよね。
お金のことを整理すれば一歩が踏み出せる
何をするにもお金は必要です。無計画なまま思い付きで使うことはできませんが、必要な時に必要な額のお金があれば家計は回っていきます。実現したい夢があるのに、将来への漠然とした不安で二の足を踏んでいるなんてもったいない！
じゃ、どうするか？ 将来にわたるお金の流れを見える化するためにライフプランを立ててみるのです。家族の年齢を追いながら、いつどんなことを実現するためにいくらかかりそうか。そのためには今から何年間でいくら貯めなければならないか。物事を整理すると次にやるべきことが見えてきます。そういう意味でも、マイホーム購入は家族のこれからを考える絶好のチャンスなのですね。
