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【福岡発】不動産広告じゃないんだから!仕事上の自分の立場、わかってる?

私たちは、買主支援に特化したバイヤーズエージェント

私たちは不動産業も営んでいますが、売主さんから物件を預かって売却活動をすることはまずありません。買主さんの支援に特化した、個人間売買の仲介業しかしていないからです。業界の常識は「売却物件を売主さんから預かって、それをきっかけに買主さんに出会う」というもの。広告の主体は物件広告が主流です。

 

その対象がない私たちはというと、とにかく、マイホーム購入を検討している買主さんに役立つ情報をホームページに蓄積し、それを見に来てもらうという地道な作業あるのみ!

 

インターネット検索で見に来てくれる人もいますが、もっとたくさんの人の目に触れるようにと、広告を出すこともあります。目的は、私たちのホームページを知ってもらう事。そのために、できるだけ目に留まりやすいデザインや文言を使用し、最大限の効果を求めているわけです。

 

専門外の仕事を誰に依頼すべきか

さて、新聞や雑誌に広告を出す場合、出版元との橋渡し役として広告代理店にお願いするケースがあります。彼らの仕事は、「クライアントの広告意図をくみ取り、どのような広告を出すべきか打合せを重ね、出版元の広告ルールに合うようにデザインや文言を調整して広告掲載の段取りをする」ことだと私たちは認識していたのですが、すべての代理店が満足のいく対応をしてくれるかというと、そうでもないんです。

 

私たちにとっては専門外のことですから、「その道のプロに意見を聞きたい!」ということもありますし、「ルールぎりぎりでもこの文言は使えないだろうか?」と相談することもあります。クライアントに寄り添い、広告の効果を最大限引き出すことに一生懸命取り組んでくれる会社もあれば、期限やルールを守ることに終始し、打合せのやり取りも投げやりで、出版元に掛け合ってくれるような情熱が感じられない会社もあります。

 

ただの不動産広告であれば、物件に関する事実を羅列するだけで済みますから、それに比べると私たち、面倒な客だと思われているのかもしれません。出版元が決めた広告料を支払うわけなので、どこの代理店を使っても費用は同じ。ならば、対応がしっくりくる代理店に頼みたいと思うのは当然のことですよね。

 

寄り添う気持ちを大切に

私たちもいい勉強になりました。求められていることをしっかり受け止め、どのように対応していくか…当たり前のことですが、肝に銘じて日々の活動に向き合いたいと思います。