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【福岡発】物件検索要注意!それは「情報」ではなく「広告」です。

嘘の情報も混じっている

現代は、インターネットで瞬時に情報を手にすることができる時代です。疑問に思えばすぐ検索し、その答えを見つけることが可能です。物件検索においても、ネットを利用している人は多いでしょう。でも、中には嘘の情報が混じっていることもあります。

 

見ている情報は単なる広告

「おとり広告」という言葉をご存知ですか?顧客を集めるために、売る意思のない条件の良い物件を広告し、実際は他の物件を販売しようとする違法行為であり、その為に掲載されている物件情報のことをそう呼びます。また、成約済みの物件を速やかに広告から削除しない、あるいは、広告の更新予定日を過ぎても当該物件のインターネット広告等を継続した場合も、故意・過失を問わず「おとり広告」に該当します。

 

これらは完全なる違法行為です。宅建業法第32条・誇大広告等の禁止に抵触しています。が、ネットの世界では普通に横行している行為のようです。そして、同業者の仲でそれを声高に指摘するような風潮もありません。あなたが見ている大手ポータルサイトに掲載されている物件も、情報ではなく単なる広告かもしれません。

 

本当の情報はレインズに集約されている

レインズとは、Real Estate Information Network Systemの略で、不動産物件情報交換のためのコンピュータネットワークシステムです。国土交通大臣の指定を受けた「指定流通機構」である全国4つの公益法人によって運営され、全国の不動産業者が加入しています。レインズのネットワーク上には、売主側の不動産業者が登録・公開した物件情報が集約されており、買主側の不動産業者は、キーワードによる検索がいつでもできるようになっています。

 

このような運用方法を見てもわかるように、正確な情報を入手するためには、まず、不動産業者に購入の相談をする必要があります。買主さんの要望や予算を聞き取りし、一緒に検索して、対象をなる物件について共に検討を重ねるのです。これが、不動産取引の本来あるべき姿なのです。でも、多くの人は単なる広告に吸い寄せられて、そこに紐づいた不動産業者から得られることしか見えない状態に陥っていくのです。

 

不動産取引の仕組みや業界のことを知れば、まずは何をすべきか、見えてくることもありますよ。

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