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【福岡発】大切な不動産を「仕入れ」とみなす買取再販業者

不動産会社の業態は色々ある

不動産会社と一口に言っても色々な業態があります。売買専門の会社もあれば賃貸専門の会社もあります。自ら売買や賃貸を行っている会社もあれば、その仲介を仕事としている会社もあります。売買を自ら行う会社は買取再販業者と言われることがあります。つまり、自ら発掘した売却物件を新たな売り物に仕立てて売却するという業態です。

 

彼らのこれからのビジネスモデルは…

彼らにとって売主から購入した家土地は「仕入れ」に過ぎません。その不動産が持つ特有の価値や、今までの歴史は度外視し、採算が合う仕入れができるか、その一点だけで取引の可能性を探るのです。中古住宅のまま、利益を見越したリフォームを施して売却することもあれば、古屋を解体して建売住宅を新築し、分譲することもあります。

ある雑誌に、彼らのビジネスモデルについて解説している記事がありました。今までもそうでしたが彼らにとって大事な「仕入れ」を増やすためには、潜在的な売却希望者を顕在化する必要があります。そのために、古い住宅地などにチラシをまく手法が昔からあるわけですが、これからの主流は、登記変更情報を取得し、相続案件にDMを送るというやり方になるそうです。

なるほど、親が遺した実家を持て余している子世帯は多いと聞きます。自分たちの住居は遠方にあり、実家の維持管理に苦労している、というような話もテレビなどで話題になっています。

実は、法務局に行けば、所有者に限らず誰でも、その家土地の所有者や、所有者の現住所を知ることができるのです。個人情報の最たるものともいえる、固定資産の登記情報が開示されているのです。相続物件の場所が一定以上の物理的な距離がある場合、相続物件の活用を検討していない相続人(新たな所有者)が多く、売却に踏み切る可能性が高いと、買取再販業者の熱い視線を集めている物件もあるようです。

逆視点から見ると、荒れた空き家もまた社会問題になっています。それらを活性化するという観点からすれば、買取再販という業態を批判すべきではありませんが、「安く買って高く売り、利益を最大化する」というビジネスの基本を考えると、売主さんの気持ちや買主さんの希望は後回しになりがちです。不動産取引って、そんな殺伐としたものでいいんでしょうか??

 

気持ちを繋ぐ仲介者でありたい

私たち「いえあーる」は売買の仲介専門の会社です。それも、買主支援に特化した、ワンストップで何でもできる会社なのです。対象は、中古住宅でも新築分譲でも、買主さんの希望に沿った提案をします。選択するのは買主さんなので、その意思を尊重し、寄り添う形でサポートさせていただきます。

不動産取引は、相手方との協力が不可欠です。どっちが儲けたとか値引きさせたとか、そういうことだけではなく、家土地を新たな形で引き継ぐ心持ちを大切にしてほしいと思っています。

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