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【福岡発】量の減少は値上げに等しいのだ!買い物にみる世の中の流れ

容量を減らして売価を調整!?

だんだん寒くなってきてお鍋が恋しい季節到来!スーパーで3個セットの豆腐を手に取った時、愕然としました。三つ重なった高さが「低い!」というか、「薄い!」のです。これは確実に容量が減っています。確かに値段も100円を切ってはいましたが。

 

消費税が8%になった時も、原材料の価格上昇と相まってか、食料品や日用品の単位量と価格が変化したことがありました。私がいつも購入していたもので言うと、味噌は1キロが750グラムに、豆腐は一丁450グラムだったのが300グラムに、マーガリンも同様一回り小さくなり、スライスチーズは10枚から7枚になりました。

 

値段よりも単価に注目

量が減った分、価格も今までよりも低くなってはいるのですが明らかに割高です。「あなた、このままの価格では買えないでしょう?あなたが買える値段にするために量を調整しましたよ!(^^)!」、と言われている様な気分になりました。

 

確かに値札の金額が今までより安いと変な錯覚に陥ります。結果、普段通りの買い物をし、差し出すお金がそんなに増えていないことに納得した気分で帰宅したのです、その時は。

 

でも、よくよく考えるとそうではない!日々の買い物に費やすお金は減ったのかもしれないけれど、量が減ったと言うことは買い物の回数は増えると言うことであり、結局生活費がアップすることになるわけです。

 

マイホーム購入に向かって、家族みんなで無駄な消費活動の削減を

収入はなかなか増えないのに支出が増加するということは、貯蓄がままならなくなるということです。マイホーム購入のためにコツコツと自己資金を貯めているというのにそのスピードが鈍る可能性がありますよね。

 

社会の基盤を支える税金や、相互扶助の社会保険料は、私たちが社会人である以上削ることはできません。結局、自分たちの生活を見直し無駄な消費活動をしないように家族で頑張るしかないんですよね。

 

知らず知らずのうちに圧迫される家計…消費税が10%に上がるタイミングで同じようなことが起こるのかもしれませんね。