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【福岡発】もしもに備える火災保険!これは家主の責任です。

火災保険は自由に選べる

マイホーム購入の際、必ず検討すべきものの一つに「火災保険」があります。もしもに備える保険なので、どの程度の補償内容をいくらぐらいの保険料を支払って付保すべきか、よく考える必要があります。

 

住宅ローンを組む要件の一つとして、金融機関から火災保険に入ることを求められるので、金融機関から勧められた火災保険に加入しなければいけないと誤解している人が多いのですが、どの火災保険に加入するかは買主さんが自由に選択することができます。

 

パッケージ型の火災保険が一般的

火災保険は火事や落雷などのリスクから家を守ってくれる大切なセーフティネットです。現在、最も普及しているのは、さまざまな補償がまんべんなく付帯した「オールリスクタイプ」と呼ばれるパッケージ型の火災保険です。このパッケージ型の保険に様々なオプションを付帯することにより、日常生活に潜む様々なリスクに備えることも可能となります。

 

「オールリスクタイプ」の火災保険であれば、火災による損害だけではなく、大規模な洪水被害に見舞われた場合や、「飛行機が落ちてきた!車が突っ込んできた!」というような場合にも、損害補填されるようになっています。また、「盗難」の保険に入っていれば、万が一泥棒に入られたとしても、損害を保険で補うこともできるのです。

 

支払う保険料は保険内容等によって変わる

保険料は、保険内容と保険金額によって変わります。通常は一般的な査定方式(地域や築年数、面積など)で算出された評価金額の±30%で保険金額を設定します。また、家財の保険にも入る場合は、家族構成等で算出される家財の金額に応じて保険料が変わります。保険金額が高くなればなるほど支払う保険料は高くなり、免責金額の設定など条件を絞れば絞るほど割安になるという仕組みです。もちろん「水災」「盗難」を外すなど、保証の範囲を絞れば相応に保険料を安くすることができます。

 

「オールリスクタイプ」のパッケージ型は、どんな災害にも使えていざという時には安心かもしれませんが、それなりに保険料も高額になります。災害が発生する可能性を冷静に考え、納得の上で保障内容や保険金額を決定すれば、保険料を抑えることは可能です。が、行き過ぎたコストダウンで必要な保険を外してしまうようなことは避けなければなりません。

 

住宅ローンのことを考えたり火災保険のことを考えたり、物件を探しながら準備すべきことはたくさんあります。自分のペースで納得の道を進みたいなら、具体的な物件探しをする前に検討すべきかもしれませんね。