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【福岡発】出だしからマイホームの形態にこだわる必要はないと思う

新築?中古?戸建?マンション?

私たちはバイヤーズエージェントとして、買主さんのマイホーム購入を支援する仕事をしています。

戸建て、マンション、新築、中古…それぞれの買主さんによって重きを置くポイントは様々ですが、形態はそれらの組み合わせのどれか、つまり、新築戸建、新築マンション、中古戸建、中古マンションのどれかです。更に言うと、新築戸建ての中には、建売住宅を購入する、あるいは、土地を購入して住宅を新たに建築する という二つの方法があります。中古の中には、戸建てにしてもマンションにしても、リフォーム済み物件を購入するケースと、中古物件を購入してリフォームするケースがあります。

分かりやすい分かれ道なので、先に決めなければならないと思い込んでいる人が多いようですが、どの形態に落ち着くかは結果論でいいのではないかと思います。

要望を書き出したり資金計画をするうちに、購入対象となる物件が絞られてきて、その中で選択したものが、結果、建売住宅だったとか、中古住宅を購入してリフォームすることになったとか、そういうことでいいわけです。

 

それぞれの特徴を踏まえ、資金的には冷静な判断を

同じ地域で同じ規模の物件ならば、中古よりも新築、マンションよりも戸建の方が物件価格は高くなります。一番お金がかかるのは、土地を購入して戸建て住宅を新築するケースです。これはかなりハードルが高い…費用もさることながら、時間もエネルギーも必要とされます。本当に自分で家を建てたい人が挑戦すべきであり、また、費用的に問題なく出せる人でないと、高い確率で後悔することになると思います。実際のところ、築5年や10年で売却物件としてネットに掲載されているものもあります。注文住宅はこだわりの強い物件が多く、万人にウケる訳ではありませんので売却に苦戦することもあるのです。

逆に、「自分は中古マンションぐらいしか買えないのではないか」と、結論を急ぐこともありません。自分の身の丈にあったマイホーム形態を考えることは大事なことですが、どのような物件でもメリットとデメリットが存在します。それらの特徴を踏まえた上で決断すればいいわけで、最初から過大評価や過少評価をする必要はないのです。

 

自分たちの要望に向き合い、取捨選択をする姿勢が大事

100%要望にかなう物件なんて、まず存在しません。誰もが、物件の比較検討を行う過程で要望の重要度合と優先順位を見極めていくのです。そして、目の前に現れた物件について冷静に検討を尽くし、自信を持って取捨選択することが、後悔のない納得のマイホーム購入に繋がるのです。

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