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【福岡発】古いものを再利用する考え方も必要では??

昭和の東京オリンピックから早56年が経過

最近ワイドショーで話題になっていたのは東京のインフラ整備の話。東京の道路や橋は、オリンピックが開催された昭和39年頃に建設されたものがほとんどだそうです。戦後の復興とオリンピック景気を旗印に、一気に都市化の道を進めてきたのでしょう。現在でも東京は日本一元気な都市ですが、その当時に建設された道路や橋やトンネルは老朽化が進み、整備不良の状態で使用しているものも多いようです。来年のオリンピック開催に向けた街の整備も大切なのでしょうが、既存施設のメンテナンスや補修工事にも莫大な予算が必要となります。新しいものに振り向けるばかりではなく、これからは、今ある物を如何に上手に使い続けるか、そういう考え方にシフトすべきなのではないでしょうか。

 

注文住宅は夢のまた夢…かも。

マイホームと言えば新築住宅、それも、名の知れたハウスメーカーで注文住宅を建てるのがサラリーマンの夢と言われてきました。サラリーマンの平均的な年収でも、土地を購入して注文住宅を建てることができていたのですね。その頃の住宅ローンの金利は今よりもかなり高め、それでも、生活しながら返済を続けることは可能だったのです。年功序列と終身雇用という昭和の常識で、将来も安定した収入が約束されていたのですから。

でも、現在はそう簡単には行きません。土地を購入して注文住宅を建てるなんて、かなりハードルが高いのではないでしょうか?年収から逆算して割り出した借入限度額では予算的にオーバーしそうです。年収の増加も見込めないのにギリギリの資金計画で船出してしまうと、予期せぬ嵐に見舞われた時に沈没しかねませんよね。

 

中古住宅の可能性について考える

資金的に注文住宅が厳しいなら、中古住宅の可能性について考えてみるのもいいかもしれません。新旧混在した家にはなりますが、新築の建売住宅よりも自分で造った感覚を味わえるのではないかと思います。お好みのリフォーム工事と同時に劣化改善工事を施し、その後もメンテナンスを適切に行えば、中古住宅の利用価値は思った以上に高まります。

 

愛着を持って接することで、自分にとってかけがえのない物になることもあるんですね。無理のない自分サイズのマイホーム購入を是非実現してください。必要とあらば、お手伝いしますので!(^^)!

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