先進的IT技術の発達と普及により、私たちの生活におけるキャッシュレス化が進んでいます。給与振り込みや公共料金の口座振替などは以前から利用していましたが、現金決済が不要になる世の中を想像したことはありませんでした。
今でこそクレジットカード決済に抵抗を感じることはありませんが、以前は、お金に対する考え方がルーズになるのでは無いか？という疑念から、積極的に使うことはなかったような…。小額の買い物には不向きという感覚もありました。
それが今では、コンビニでもスーパーでも気軽に使えるキャッシュレス決済の選択肢も増えています。政府の誘導も相まって、急速に浸透している感もありましたが、今回、衝撃的な詐欺事件が発生したことでちょっと立ち止まって考える時間を得ることができました。
自分の知らないところで、利用したことも無い代金の引き落としが勝手に行われていたなんて、考えるだけでも恐ろしい…。しかも、自分でできる防衛策はなく、金融機関等のセキュリティに依存するしかないなんて！
きっと、「便利の裏側には危険が潜んでいることもありますよ！」という事なんですね。大事なお金のことなのに、便利な家電製品の様に一気に広まったところを見ると、キャッシュレス決済を受け入れる側の緊張感が足りなかったのかもしれません。
現金でも買えるのに、キャッシュレス決済にするのは何故なのか？世の中の流れや人の意見をベースにするのではなく、自分の消費活動においてはどうなのか？という視点で検討することが大切だと思います。
キャッシュレスにすれば支払いはスマートです。お財布の中身やおつりの計算に気を取られることがなくなります。動作もすっきりして時短にもなります。買い物の履歴もわかるので、家計管理も楽になりそうです。一見いいことばかりのようですが、お金のやりとりが目に見えない不安定さは残ります。数字の管理はできているので何もなければ問題ないのでしょうが、今回のような混乱が起こると、仕組みがわからないだけに手の打ちようがない状態になるかもしれません。
どこまでをキャッシュレス化するか、自分の消費活動と生活様式に合わせた能動的な選択が必要みたいです。そして、便利を手にする以上、自己責任で最大限の管理をすることも忘れてはいけないと思ったのでした。
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物件検索よりも大切なこと、それは「信頼できる相談者に巡り合うこと」
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