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【福岡発】ウィズコロナで変化する住宅購入者のニーズ

ある住宅専門誌に、興味深いアンケート調査の結果が掲載されていました。

このアンケート調査の目的は、ウィズコロナを経てこれから住宅を購入しようと考えている生活者のニーズが、どのように変化しつつあるかを探ることにあります。2年以内に新築住宅を建築あるいは購入する予定の男女600人に対し、6月初旬の4日間、インターネットによるアンケート調査が実施されました。

 

いつまで続くかわからないウィズコロナの生活を、より快適に過ごすためには住環境を整える必要があるようです。では、どのような観点で改善すべきなのか?? 何においてもそうですが、改善ポイントを見極めるためには、困ったことを洗い出すのが一番ですよね。

 

と言う訳で、このような設問がありました。

「新型コロナウィルスの感染予防対策として推奨された「ステイホーム」が住生活に与えた影響は?」

 

最多は「光熱費が高くなった。」 約40%の人が実感したようです。次に「家族がリビングに集まる時間が増えた。」 「家の間取りや性能が原因でストレスを感じた。」 「家で食事を作る機会が増え、キッチンの使い勝手の悪さを感じた。」  いずれも約3割の人が、今まで感じていなかったことに気づくきっかけとなりました。

更には、「休校が続いたことで、子どもを安全に遊ばせる空間の必要性を感じた。」 「ステイホーム中に物が増えて片付かなくなった。」 「在宅勤務の効率を上げる為には間取りが肝心だと思った。」などなど。

 

今までは、大人と子どもの生活時間帯がずれていたり、仕事や学校で留守にする時間があったりして、家に意識が集中することはあまりなかったのかもしれません。これから住宅を購入しようと考えているのなら、現在の住まいで感じたステイホームの影響を、新居で感じることのないように計画したいところですよね。

 

掲載されたアンケート結果はリフォーム業界も注目しています。長期優良住宅化推進事業の対象となるリフォーム工事として「在宅勤務向け改修」が加わる可能性も出てきました。来年度創設を目指し審査基準等の検討が為されているようです。建売購入や新築だけではなく、中古住宅を購入してリフォームする方法もありますから、自分サイズのマイホーム取得を模索していきましょう。

物件検索よりも大切なこと、それは「信頼できる相談者に巡り合うこと」

 

対面相談が何故大切なのか分かり易い動画にしました。是非ご視聴下さい。


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