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【福岡発】社保のプログラムが難解すぎて逆に手間がかかる件

社会保険の仕組みは複雑で難解!

そうなんです。わざとじゃないの?と思えるほどです。健康保険制度も年金制度も、社会を支えるためには大切な制度なのですが、その原資となる保険料の算定や徴収方法、制度を利用する手続きなどがとても面倒くさいのです。

ただ、面倒くさいだけなので、保険料の計算などについては、判定基準に沿って自動計算されるようなシステムがあれば、正しい答えを導き出すのは簡単です。大企業ともなれば従業員も多く、新規雇用や退職、休職の届けや給付金の支給など、手続きの頻度も増してきます。独自に開発したシステムを利用し、社会保険労務士に顧問料を払って、抜け洩れがないように管理する必要があるでしょう。

一方、私たちのような小さな会社は従業員もいないので、各種手続きが必要となるケースはほぼありません。社会保険制度に関係する人生のイベント、つまり、就職や結婚、産休・育休なども既に通過済みですし、これから必要な手続きが発生したとしても、たった二人分ですからなんとかなるでしょう。

 

社会保険料はどうやって決まるの?

ところで、社会保険の保険料(健康保険料や介護保険料、年金保険料)は、どのように決まるのかご存知ですか?

給与天引きされる社会保険料は、4月から6月に支給された給与の平均で定められた等級によって決定します。

会社の規模に関わらず、毎年7月に「算定基礎届」という届出を行うことが、雇用する側に義務付けられているのです。6月頃になると、現在の等級などが印字された届出用紙が送られてきます。ご丁寧に、A4サイズの返信用封筒までセットされています。さすがに料金別納にはなっていないので切手代はこっち持ちです。A4サイズの書類を折り曲げて、手持ちの封筒で送っていいなら切手代も安くなるのになぁ…と思ったりしていたのですが、なんと、最近は、そうしても良いと書いてあるんです。誰かが指摘したんですかね?? だったら、封筒も入れなくていいのにね。勿体ない。

 

この際、紙提出はやめて、社会保険庁の専用プログラムで提出しませんか?

IT化を推進するデジタル庁の発足を機に、どこの省庁でも、インターネットを利用した届け出や申請が推奨されるようになってきました。リフォームに関する補助金などについてもそうです。紙媒体で書類の束を郵送していた頃からすると、手間もかからず切手代も不要、その後の進捗状況もネット上で確認することができるので安心です。「グリーン住宅ポイント制度」や「こどもみらい補助金」など、新しい補助金制度が登場するたびに改善され、だんだん使いやすくなってきました。

社会保険の領域でもIT化が進んでいるようです。「GビズIDの仕組みと社保の専用プログラムを使えば、手続きの負担軽減が図れますよ!」と、ことあるごとにお知らせが入るので、「それじゃあ、まぁ… やってみるか!」ということで、今回初めて、社保専用プログラムとやらをダウンロード・インストールして開いてみました。

いやいや、もうすでに遅れてますよね。クラウドの時代にダウンロードですもん。しかも字が小さいし全体的に堅苦しい!! 私たちの会社規模からすると、こっちの方が絶対に手間がかかります。なので即ストップ!例年と同じように紙で提出することにしたのでした。

 

マイホーム購入もしかり…。人が勧めるものがいい、って訳でもないんですね。そこはやっぱり自分軸で検討して、最善の選択をすべきなのです。

物件検索よりも大切なこと、それは「信頼できる相談先に巡り合うこと」

 

対面相談が何故大切なのか分かり易い動画にしました。是非ご視聴下さい。


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