欲しいものを買う時も、食べたいものを食べる時も、お金を払う行為は同じなのに心持ちが違うことって、ありますよね!?
カタチの有る商品を買う場合は、自分で吟味して、価値と価格のバランスをよくよく考えて、買うという決断をします。買って初めて気づく問題点も多少あったりしますが、自分なりに納得して買ったわけなので良しとします。では、美味しいと評判のお店に行ってみたのに、残念な結果に終わった場合はどうでしょう?私は食に対する興味があまりないので、味音痴というか、味に対して厳しい方ではないです。どちらかというと、接客態度やお店の雰囲気も含めて、対価を支払っている感覚が強いです。でも、時々残念な気持ちでお店を後にすることもあります。
先日行ったハンバーグの専門店。いつもお客さんは多いし、素敵なお店なのだろうと思っていました。お店に入るとお昼時ということもあって非常ににぎやか! ファミリー層に支持されているのが分かります!(^^)! 席について、一押しのハンバーグセットを頼みました。ハンバーグですから、私の想像では、じゅうじゅう焼かれた丸っこいのがでてくるはずだったのですが、5分足らずででてきたそれは、湯煎されたような平べったいものでした。一口食べたところ、肉感ゼロ…。付け合わせの生野菜もパサパサで新鮮さ無し…。そこそこの値段なのにこれは…?? 昨今の材料費高騰で、今ではこれが当たり前なのかな? 客入りの回転数を上げるためにこのスタイルになったのかな?
残すのはマナー違反ですし食べ物に申し訳ないので、色々考えながらも箸を進め、完食しました。お店の雰囲気も接客態度も別に悪くはなかったのですが、私の総合判定は不可。価値と価格のバランスを欠く食事となってしまいました。食に対するジャッジは人それぞれなので良いも悪いもありませんし、値段は食べる前から分かっていたことなので、お昼ご飯を提供してくれてありがとう、という気持ちでお代を支払いました。
食べてみないと分からない、という買い物は、「得した気分になるか損した気分になるか、勝負!」って感じですよね(笑)勿論、商品やサービスに対してお金を払うのは当たり前ですが、価値と価格のバランスが極端に悪いと損した気分になってしまいます。
資格を活かしたサービスも、同じことが言えるのではないでしょうか?仲介手数料の上限はどこの会社も同じです。でも、その価格に見合った仲介サービスを展開してくれるかどうかは、その会社の考え方や担当者の人柄によるところが大きいのです。土地や建物に対する観察力や、法律や制度に関する知識、そして、それら全てを開示してくれる誠実さ…、どれもが「ハンバーグ」に匹敵する、私たち仲介業の仕事の中心部分なのです。
物件検索よりも大切なこと、それは「信頼できる相談相手に巡り合うこと」
対面相談が何故大切なのか分かり易い動画にしました。是非ご視聴下さい。 |