相手によって声色が激変する

サポート中の買主さんと物件考察をして、「内覧に行ってみよう!」ということになったら、売主側の不動産屋に電話で問い合わせをします。
この業界、なぜか、「はい!○○不動産です!!」と体育会系の男の人が出る確率が高い。それは別にいいんだけど、「お世話になります。不動産仲介会社の者です。物件の確認がしたくて電話しました。」と、告げた途端、 一気にトーンダウン。いかにもめんどくさそうな受け答えに代わるのです。これって何故だか分かりますか??
彼らは両手仲介狙いで広告を出している訳なので、同業他社からの問い合わせは受け入れたくないのです。直接問い合わせを入れてきた一般人だけを相手にして、効率よく売りさばいて自社の売上も最大化したいのです。
売主にしてみれば誰が買ってくれてもいいはずですから、このような態度をとる不動産屋は、売主の代理人としても失格ですよね。
相手によって声色が激変するのは、なにも体育会系の男性営業マンばかりではありません。受付の女の人にもこんな感じの人がいるのですが、無茶苦茶冷たい態度に代わるんですよ、ホントにびっくりします💦 表裏があるのって、嫌ですよねぇ。
適当な切り返しと嘘が大得意
紙面上で物件情報を見ていると、それだけでは分からない点がよくあります。特に気を付けたいのはリフォーム履歴。書き込みが無い場合は担当者に電話で問い合わせることになります。
「こちらの物件はまだ紹介しても大丈夫ですか?」と先に確認した上で、質問を続けます。既にめんどくさそうな態度ですが、食い下がって色々きいてみます。
が、「あー、その辺はまだ聞き取りしてないんで分かりません。」 「そーですねぇ。たぶん大丈夫だと思います。」と、かなりいい加減な受け答え。
担当者不在で伝言をお願いした時はもっと悲惨!折り返しの電話はいくら待っても返ってこない…ということも。
それ、社会人としてどうなの?? ここにも、自分勝手な振る舞いが見え隠れしています。
一部の不動産営業マンは、適当な切り返しと嘘が大得意です。そんな人に出くわすとホントに嫌になる…。不誠実な仕事ぶりに唖然とすることも多々あります。
想像力の無さが言動に滲み出る浅はかさ

これは10年ほど前の話なのですが、私が買主側の仲介会社として、不動産売買契約の場に立ち会ったときのことです。
売主側の仲介会社は、テレビコマーシャルでも有名な大手不動産会社。担当者はシュッとした今時の中堅営業マンといういでたち。双方、売買契約書の署名捺印が済み、買主さんが売主さんに、新札で用意した手付金を差し出しました。
その直後、目の前で繰り広げられた光景が凄かった💦
なんと彼はその場で、自分の取り分である仲介手数料を手付金から抜き取ったのです!!新札を慎重に数え、領収書を売主に手渡しながら「ありがとうございました。」とか言っちゃってる…。
別にお金に色がついてるわけじゃないけど、そのお金、代金の一部に充てる分だよね!? その行為、売買契約の場には必要ないよね!?
解散後の買主さんの感想は、「この場で精算が始まるとは…びっくりしました。なんか嫌な感じですよね。」
ほら~!誰だってそう思うっしょ!!
想像力不足なのか自分勝手なのか…。気づいてないのか当たり前なのか…。
も~、ここまでいくと、理解に苦しむことばかりです!!