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【福岡発】オール電化は不利!? 電気料金改定のお知らせが来た。

ガスか電気か… オール電化という選択

オール電化ばやりだった15年程前に、我が家もオール電化にしてみました。それまではガスと電気の併用使いだったエネルギーを、電気に一本化したわけです。仕事上、ランニングコストの比較をしてみたかったのが一番ですが、うちの場合はプロパンガスで毎月の使用料が都市ガスより高めだったこともあり、年間数万円のコストダウンに成功しました。

オール電化が流行った背景には、エコキュートやIHクッキングヒーターを中心とした住宅設備機器の充実と価格の安定化、更にはそれを勧める設備機器メーカーと工務店のキャンペーン戦略がありました。そしてもう一つ忘れてならないのは、電気会社が設定する電気料金プランのお得感です。オール電化仕様の家で電気をたくさん使ってくれる契約者には、「季時別電灯」などの特別な料金体系で電気料金が計算される仕組みが存在するのです。

 

お得な電気料金体系

「季時別電灯」と言われる料金メニューはどんなものかと言うと、「電力需要が多い昼間は燃料費が割高な発電所の追加運転が必要となることから料金を割高に、需要が少ない夜間は割安に、更に需要が少ない深夜に運転する機器に対しては割引が設定されている」というように、オール電化に持ってこいの料金メニューなのです。

我が家がオール電化リフォームを行ったときは、「深夜の電気料金は昼間の三分の一!」というのが謳い文句でした。電気を一番使うのは、コンロで煮炊きをする時ではなく給湯用のお湯を沸かす時です。その作業を深夜に行い保温して日中に使うわけです。電気料金の安い深夜電力を使う比率が高ければ、自ずと毎月の電気代も抑えられていくというわけです。

 

ここにきて電気代が上がる!

ところが先日、九州電力から「2020年4月1日から電気料金を一部見直します。」というお知らせが届きました。理由は、季節や時間帯による電力使用量の平準化を実現するために設定した「季時別電灯」の料金メニューが、必要なくなってきたからということです。九州電力の説明文によると「太陽光発電の増加や省エネルギーの進展、深夜に運転するエコキュートや電気温水器の普及などにより、一日の電気の使われ方が大きく変化し、昼間と夜間の発電にかかる費用の差が縮小した」そうです。具体的な見直しとして「昼間料金を引き下げ、夜間料金を引き上げ、深夜運転機器の割引を廃止」するとのこと。先ほど説明したように、翌日必要となるお湯を夜間に沸かすわけですから、その使用料に対する値引きがなくなれば間違いなく毎月の電気代は上がるものと思われます。

 

世の中の事情が変わったんだから仕方がない!とは言うものの、一庶民はすべて政策的に左右されるんだなぁと思った次第です。 

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