Q6 仲介手数料の計算方法を教えてください。

400万円以上の中古住宅の場合で説明します。

売買価格(広告に出ている価格)×3パーセント+6万円、それに消費税が加算されます。

具体的な数字で仲介手数料を計算してみましょう。

価格2000万円の物件なら726,000円(消費税10%を含む)、3000万円の物件なら1,056,000円(消費税10%を含む)です。

 

細かい話ですが、ここで消費税について考えてみましょう。

まず、家を買うということは、土地と建物を買うということです。建物には消費税がかかりますが、土地にはかかりません。

もう一つ、個人間の売買には消費税がかかりません。なので、一般的に、中古物件(土地+建物)の売買には消費税がかからないと言われています。ただ、例外があります。売主が個人ではなく事業者だった場合です。所謂、不動産会社による買取再販物件です。リフォーム済みの中古物件がそれに当たります。

この場合、売買価格(広告に出ている価格)の一部は、建物の消費税部分だということです。このような場合は、仲介手数料の計算にも注意が必要です。計算の元となる価格は、建物の消費税を差し引いた価格を採用しなければいけません。ほんのちょっとだけ、安くなりますね。